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ApertureでGR DigitalのRawを読み込む方法

  • Posted by: west
  • December 18, 2006 11:20 PM
  • mac mac | tips

Apertureで唯一気に入らないこと。
それは、GR-DのRawフォーマットが読み込めないこと。
GR-DのRawはAdobe DNGに準拠しているのに、Apple Aperture
では読むことができない。
AppleのRawサポートはどうやら、OSが対応したデジカメの
Rawしか読めないみたい。

ずっと諦めていたけど、最近またGR-DのRawを読ませたくなった。

そこでこんな方法を見つけた。
簡単にいうと、Rawフォーマットのプロパティリストファイル
(定義ファイル)を書き換えてしまうことで、Mac OS XにGR-D
のRawを認識させるもの。具体的にはこんな感じ。
 ※注意! ココから先はUNIXの知識を持った人以外はやめた方が
 いいかも。 どうなっても当HPでは責任は取りません。
 それでもどうしてもGR-DのRawをApertureで読みたい!!
 って人は慎重にね。質問はコメントの方へどうぞ。
 答えれる範囲で答えます。

1. まずはRawフォーマットの定義ファイル(以下、Raw.plist)を
 ホームディレクトリにバックアップ。
 ターミナルを開き、sudoコマンドを使いrootにスイッチユーザ。
 (Raw.plistのパーミッションがオーナーrootの644の為。)
 # sudo -s
 Password:自分のアカウントのパスワードを入力。
 # cd /System/Library/Frameworks/ApplicationServices.framework/Versions/A/Frameworks/ImageIO.framework/Versions/A/Resources
 # cp -p Raw.plist ~/

2. ファイルを編集するために一時的にパーミッションを緩くする。
 # chmod 666 Raw.plist

3. 定義ファイルをProperty List Editor.appで開く。
 ※Property List Editor.appはMac OS Xのインストールディスクに
  入っているDeveloper toolをインストールすると、下記場所に
  インストールされる。
  /Developer/Applications/Utilities/
 Property List Editor.appのメニューから
 FIle>Openから先ほどバックアップしたファイルがある場所まで
 たどる。

4. GR-Dの記述を追加。
 ・Rootの左の三角をクリックし、リストを展開。
 ・左上の "New Sibling" ボタンをおす。
 ・追加された行の左の項目(Property List)には次の通り間違いなく入力。
   RICOH-GR Digital
 ・真ん中の項目(Class)は "String" になっているように。
 ・右側の項目(Value)については、次項にて。

5. その前にパーミッションを元に戻しておく。
 さっきのターミナル画面で以下を入力。
 # chmod 644 Raw.plist

6. Raw.Plistの構造
 ・どうやら、各カメラの詳細(Rawデータのマッピング情報)はClass
  Dictionaryというものに定義されているっぽい。
 ・この定義ファイルを素人で作成することは不可能なので、どれかを
  流用するわけだが、これがまたどれを選んでいいか迷う。
 ・いろいろ試してみたが、"FUJIFILM-FinePix S3Pro+"が一番ましかな。
 ・とはいっても、GR-D専用の情報ではないので正しい色情報が再現
  されるかどうかは謎。
 ・次のような1行が作成されたらほかの項目は触らずに保存して終了。

grd_aperture01.png

7. Adobe DNG ConverterでGR-DのRawを変換。
 これだけではまだApertureでGR-DのRawを取り込むことができない。
 Adobeからフリーで提供されているDNG ConverterでDNG形式に
 変換してやる必要がある。
 といっても、GR-DはもともとDNG形式なのになぜ読み込めないかは謎。
 変換をかけずに読み込むと画像はまっくろけ。
 ここはそんなもんなんやと思い、機械的に変換する。
 DNG Converterのchange optionは次の通り。
 ・Jpeg Preview: None
 ・Compressed: チェックを入れる。
 ・Image Conversion Method: Preserve Raw Image
 ・Original Raw File: チェックを外す。
 後は、変換をかけるだけ。

8. 出来上がったファイルをApertureから取り込んでみよう。
 すると・・・

grd_aperture02.png
 左側が変換前、右側が変換後。

9. 課題
 果たして、GR-D意外の定義情報で読み込んだRawファイルの
 色がどれだけ正確なのかはわかりませんが。。
 とりあえず、読み込みはできました。
 比較までにRawと同時にできたjpgと、RawをそのままJPGで
 書き出したものをのせときます。
 ご参考まで。
 
・同時記録のJpg(N640)
grd_aperture03.JPG

・補正なしで書き出したJPG
grd_aperture04.JPG

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